がんばらなきゃ。がんばろうね。
ライトを浴びるたびに
キラキラと輝く瞳が嬉しかった。
そんなまっすぐな眼差しに
引き込まれるように見ていたら、
むかしに覚えた
嬉しい気持ちや悲しい気持ちや
悔しくて悔しくてたまらない気持ち
そんな気持ちたちと出会って、
今までとは違う味の涙が溢れました。
それがなんだか気持ち良かった
首筋から顔にかけて
少し荒れた肌を見て
心配になっちゃって
でも、そんな姿が誇らしいなあ。
ビールを美味しそうに飲む可愛らしい仕草
煙草を吸う時のぷくーって顔
好きな女の子に見せる嬉し恥ずかしい表情
ルームメイトとはしゃぐ少年のような姿
行き止まりになった時に見える人間の闇
そんな沢山の表情が嬉しかったなあ。
彼が、千秋楽まで生きていられないんじゃないかと思うくらい、恐ろしいほどに全身全霊をかけて演じていて、なんだか胸がズキズキした。
顕嵐くんがすっごく大きくみえて、
顕嵐くんがすっごく強くみえて。
言葉にしてしまうと、
この気持ちがすうっと消えちゃう気がして
このまま胸にとどめて置こうかなー
と、思ったり思わなかったり。
だけど、
人は忘れる生きものだから、
今の気持ちを残しておきました。
顕嵐くんにとっての内定は
本当にデビューなのかな…
なんて考えたりもした。
それは彼の可能性を考えてのこと。
半端じゃなく大きな力がある
いつかに言ってた、
中途半端なんかじゃないよ。
全部120点だよ。凄いよ。
また新しい世界を見せてね、
新しい世界に連れて行ってね
ずっと消えないでほしいなあ。
この気持ち。